WRAYMER顕微鏡用WiFiカメラ制御ソフトウェア Kiwi pro機能詳細
リアルタイムでの映像取得や静止画・動画撮影以外にも多種多様な機能を有した、WiFiカメラ制御ソフトウェアです。
ここではリアルタイムプレビュー表示・静止画 / 動画撮影といった基本的機能以外の詳細について紹介します。
リアルタイム計測機能
プレビュー画面上で試料の計測ができるリアルタイム計測機能を搭載しています。
事前に計測したい対象物を撮影する必要がなく、観察と計測を同時に、効率的に行うことが出来ます。
静止画像の撮影時に、計測結果の図形やラベルをプレビュー像と合成して保存する機能も備えています。
また、較正値の誤りが判明した場合等に、較正値自体を後から変更することも可能です。
主な計測メニュー
スケールバー表示、点(カウント)、2点間(任意の2点間)、平行線間距離、四角形(幅・高さ・面積・周囲長)、多角形(面積・周囲長)、角度計算(3点)、円(半径)、矢印の挿入、テキスト挿入など。
※スケールバー・※計測機能を利用する場合は、事前にキャリブレーション(較正)を行う必要があります。
フォーカススタッキング機能(焦点合成・深度合成)
異なる焦点位置で撮影した複数枚の画像を合成し、画像全体にフォーカスの合った画像を生成することができる機能です。画像間の位置ずれを補正して合成する事も可能です。昆虫や貝などの生物試料や異物検査など、奥行きのある試料の撮影に最適です。
自動露出機能
観察に適正な露出時間を自動で計算し、プレビュー画面全体の明るさを調整します(露出時間やゲインを手動設定するマニュアル露出モードに切り替えも可能です)。
明るさが均一ではない試料全体をスキャニングしながら観察する場合に、常に観察しやすい露出時間に調整してくれます。
画像の反転(上下・左右)
映像を反転させ、接眼レンズでの観察像とカメラ撮影像の向きを一致させるといった調整が出来ます。
推奨動作環境
OS | Windows 10 /11 いずれのOSも64bit |
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メインメモリ | 16GB 以上 |
ハードディスクの空き容量 | 512GB 以上 |
ネットワークアダプタ | 5GHz WiFi IEEE802.11ac対応 |
※ ソフトウェアの種類・バージョンに関わらず、増設USB インターフェースボードやUSBハブを介しての使用、自作パソコンやOSをアップデートしたパソコンは動作保証外です。
ソフトウェアダウンロード
最新のソフトウェアやドライバは無料でダウンロード可能です。
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